こどもの本の学校

今日は「こどもの本の学校」の2講目に行ってきました。
今日の講師は写真絵本作家の「星川ひろ子」さん。
スライドを交えながら、楽しいお話を聞かせてくださいました。

1つのもの・ひとりの人を長い時間をかけて取材し、丁寧な絵本づくりをされているなあと思いました。

しょうたとなっとう
星川 ひろ子 小泉 武夫 星川 治雄 / ポプラ社

表紙のごはんの上になっとうがのっている写真が、とてもおいしそう!
おじいちゃんとしょうたが、大豆作りからはじめ、最終的には納豆を作ります。
最初はしょうたは納豆がだいきらいだったのですが、そのエピソードにこどもたちは大爆笑。
おじいちゃんがしょうたのために作ってくれた納豆を勇気を出して食べる場面も、こどもたちは喜んでいました。

みえないってどんなこと?
星川 ひろ子 / 岩崎書店

星川さんの長男が重度の障害を持っていることもあって、障害をテーマにした本もたくさん作っておられます。
この本は視覚障害をもっためぐみさんと出会ったこどもたちが、実際にアイマスクをつけて目が見えないってどんなことだろうと体験していくお話です。
目が見てなくても、さわったり、においをかいだり、あじわったりして感じることができるということがわかっていきます。
生活の中のさまざまな工夫(テレフォンカードやシャンプーや点字ブロックetc...)には、うちのこどもたちも、納得したり、「今度確認してみよう」と言ったりしていました。

講演の中で、「障害のあるなしにかかわらず、人にはそれぞれ持ち味がある」と話されました。障害者と歩み寄らなければ、決して気づくことのできないことがたくさんあるんだろうな。
以前養護学校に読み聞かせに行ったときに、たくさんの感動をもらったことを思い出しました。

長男の希望で以下の2冊も買ってしまいました。

ライオンのながいいちにち
あべ 弘士 / 佼成出版社

あべ弘士さんの絵は私も好きです。どこかユーモラスだけど、自然のスケールの大きさが伝わってくる絵だと思います。
のんびりやのライオンのおとうさんが、おかあさんたちが狩りの会議をしているときに、こどもたちを散歩につれていきます。このおとうさんは俳句が趣味のようで、散歩の途中でも俳句を作り、自分でほめたりしています。散歩の帰り道、ライオンのいちばんのごちそうであるヌーの大群が道を横切っていきますが、あまりの数で夜になるまでとうせんぼされてしまいました。最後の一言がわたしは特に気に入りました。―うーむ、くいきれん。

とかいのネズミといなかのネズミ
ケイト サマーズ まつかわ まゆみ マギー ニーン / 評論社

イソップ童話の「まちのねずみといなかのねずみ」は以前図書館で借りて読みましたが、この本のネズミたちはメスで、いなかのネズミのおうちはカントリー調、とかいのネズミのおうちはドールハウスのようなおうちで、とてもかわいらしいです。長男がこのような本を選ぶのはとても意外だったのですが、タッチは優しいけれど細部まで描かれた絵に惹かれたのかもしれません。
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by yuraliya | 2005-02-19 23:48 | 絵本・読み聞かせ