中学校で読み聞かせ

どうぶつさいばん ライオンのしごと
竹田津 実 作・あべ 弘士 絵 / 偕成社
中学校からの要請で、1年生のクラスに読み聞かせに入りました。
中学生に読み聞かせするのは初めてで、かなり緊張しましたが、数ヶ月前まで小学校で見かけていた子や、長男の友だちの兄姉などがいて、ちょっとはほっとしました。
先生のお話では、この学年の子たちは全然聞く態度ができていなくて、授業もかなり大変だとのこと。
でも今日は特別イベントだったので、みんな私語をすることもなく真剣に聞いてくれました。あまりに真剣すぎて(?)笑って欲しいところで反応があまりなかったかも・・・・・・・。
うけを狙った本を選ばずに正解でした。自分が読んでいるときはあまりみんなを見渡すことはできませんでしたが、他のメンバーに聞くと、身を乗り出して聞いていてくれたようです。

この本は私の大好きな本の1冊です。
タンザニアの草原で母親を殺されたヌーの子どもがライオンを訴えるお話です。
裁判が始まると、ヌーの弁護士のゾウとライオンの弁護士のオオミミギツネが、次々と証人を呼んできます。
お互いの証言が進んでいくうち、ライオンは病気で弱った動物しか獲物にできないこと、病気の動物を殺すものがいなければ病気が広まって、仲間が全滅してしまうことなどがわかってきます。
その判決は「ライオンがヌーに対して行った殺しについては無罪。ただし、親をなくしたヌーの気持ちもわかってあげましょう」というものでした。
狩りはライオンのしごとでした。自然はその中に、草原の動物を守るというもうひとつの役目をかくしていました。

結構深いお話なので、小学校で読み聞かせしたときは、「失敗したな~」と感じました。今日は、みんなが真剣に聞いてくれているのが伝わってきてうれしかったです。
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by yuraliya | 2005-09-22 22:53 | 絵本・読み聞かせ