「ゆるす」ということ

ちいさなリース―Wreath of love
さかもと ふぁみ / いのちのことば社

先日新聞に大きく「死刑」という見出しを見た長男が、疑問の声を上げました。
「人を殺したからと言って、国がその人を殺してもいいの?」
被害者の家族の心情、日本には終身刑がないということなどいろいろなことを語り合いました。
でもやはり死刑は・・・という感想を持ったようです。

判決に対する意見はいろいろとあるでしょうが、このように考えられるようなったんだと、長男の成長を感じました。

そのとき、ふと、この本を思い出しました。

このお話は、数十年前に、ルーマニアで、冷酷な役人によって多くのクリスチャンの命が奪われた事件をもとに書かれたものです。
両親を奪われた少女が、「あなたの敵を愛しなさい」と両親がいつも言っていたことを思い出し、その役人にリースを送り続けることで、凍りついた心を溶かしていくという物語です。

敵を愛し、ゆるすということ・・・なかなか難しいことです。
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by yuraliya | 2008-04-27 00:26 | 絵本・読み聞かせ