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おとなしくするために

しろいうさぎとくろいうさぎ
ガース・ウイリアムズ 作  まつおか きょうこ 訳/ 福音館書店
長男が夏バテ気味で、野球の練習をお休みしました。
お昼寝をさせようと思って本を読んでいましたが、いつものとおり私だけが眠ってしまいました。
体調が悪いせいか、長男は優しいお話を選んできました。
普段は「好きな子いないの?」なんて聞くと「いるわけない!」とぶっきらぼうに答える長男ですが、愛についてのお話も、絵本なら素直に受け入れられるようです。

ロバのシルベスターとまほうのこいし
ウィリアム・スタイグ 作  せた ていじ 訳/ 評論社
以前おもしろいと聞いていた絵本ですが、学校の図書館で見つけたので早速借りてきました。
ストーリーはもちろん面白いのですが、それに合わせて登場する動物たちの表情がよく描かれているなあと思いました。
食べようと思っていたロバの子が突然岩になってしまったときのライオンのまぬけな表情、子どもがいなくなってしまって心配しているおとうさんおかあさんの表情、やっと再会できたときの家族の喜びの表情。絵本の見ている子どもたちが、同じような表情になっていきました。

長男は、高熱があるわけではなかったので、おとなしくしているのが苦痛のようでした。「野球に行ったほうが楽だ~!」となげいていました。
明日は元気に過ごせますように。

by yuraliya | 2005-08-16 23:22 | 絵本・読み聞かせ